2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
『 本年無事千秋楽 』 ほんねんぶじせんしゅうらく 平穏無事に一年を終え 大晦日を迎えたことを祝う 大晦日は暮らしの棚卸し 心の棚卸しをする 大晦日の過ごし方は 人それぞれだと思いますが 新年を迎える準備を少し前倒しして 大晦日はじっくり一年を振り返…
『 人生一夢中 』 じんせいいちむのなか 人生は一瞬の夢にすぎない だからこそ 真理とともに歩むことが大切 歩みの導き手は 感謝の心だと思っています 朝目覚めることができてありがたい 食事をいただけてありがたい 仕事ができてありがたい 家族、恋人、友…
『 破草鞋 』 はそうあい 履きふるして破れ 路傍に打ち捨てられた草鞋(わらじ) 悟りに驕る(おごる)ことなく 役にもたたず 人に見向きもされず しかし 邪魔にもならず 平々凡々 淡々と生きる 禅僧の理想の生き方 過去に縛られず ただ 今の自分を生きる 禅…
コロナ軽症 重症者優先のため自宅療養 軽症者で普通の人なら 自由があり好都合かもしれません でも、コロナにかかってしまった認知症に自由は困ります マスクは勝手に外します 部屋も自由に行き来します 鍵をつけました 咳の時も遠慮もありません お風呂にも…
『 卒啄同時 』 そったくどうじ 卵から雛が孵化する際 雛は内側から 親鳥は外側から 同時に殻をつつくことで 雛が無事に生まれる タイミングの重要さ 転ぶ前に手を差しのべるか 転んでから手を貸すか 小さな子供が転びそうになったら 手を差し伸べて支える親…
我が家の婆さん コロナ陽性と判明してから 新型コロナウイルス感染症の治療薬 ラゲブリオカプセル200mg飲んでいます ニュースで見たとき モルモットだね~ あの毒々しい色 まさに毒デスって言ってる そんな会話をしていたのに まさか 婆さんが飲むことになる…
『 勢不可使尽 』 いきおいつかいつくすべからず 勢いがあるからといって それを使い尽くしてはいけない 勢いがあるときこそ 慎重さが求められる 勢いには思わぬ落とし穴がある 仕事でも、プライベートでも「波に乗っている」と感じることがあるものです 「…
我が家の婆さん アルツハイマー型認知症 通っていたショートステイで頂いてきたようで コロナになりました 婆さんの症状は喉の痛みと咳、幸い熱はありませんが 認知症の婆さんに コロナだと認識させるのにひと苦労 婆さん 「コロナなんか、よせつけへん❗」 …
『 廓然無聖 』 かくねんむしょう カラッと晴れわたった境地には いっさいの迷いも、煩悩もない さらには、尊い悟りさえない 理想の心の境地には悟りさえないとするのが禅です 首をかしげるかもしれませんが 悟りがあるとすれば その対極には迷い(煩悩)が…
『 坐一走七 』 いちにざしてしちにはしる 七回走ったら 一回座る 走りっ放しでは 自分を見失ってしまう 時に坐って 自分の内を見直すことが大切 人生はよくマラソンにたとえられます 大事なのは走り続ける事 しかし禅語では 座る(止まる)ことも 必要だと…
12/21 デイサービスから連絡あり、38℃の発熱の為お迎えお願いします 自宅に戻り、熱を測ると36.5℃の平熱〜❓ たくさん服を着せすぎたのかなぁ~❓ 12/22 36.5℃ 軽い咳を始めたので、念の為に病院へ コロナ陽性でした 名言 許すはよし 忘れるは なお良し ロバー…
『 嚢中三升米 炉辺一束薪 』 のうちゅうさんしょうのこめ ろへんいっそくのたきぎ ズタ袋のなかに托鉢(托鉢)で頂いた米3升 炉の傍にはわずかな薪があるだけで十分である 清貧こそ、禅者のめざす生き方 必要な老後資金の額が話題になりました しかし、資…
『 明月上孤峰 』 めいげつこほうにのぼる そびえ立つ峰に明月がのぼっている 峰は峰、月は月で 他に比べようもない(不二)の存在としてあらわれている その二つが重なって、みごとな美しい世界が開ける 一人の力はどれほどガンバっても「一」でしかありま…
『 金風吹玉管 』 きんぷうぎょくかんをふく 冷たさを孕んだ風(金風)が 玉の横笛を吹き鳴らすような 清らかに澄みきった 美しい調べを奏でている 厳しく清らかな教え 美しい調べのように 心に響く言葉は やはり清浄な心から発せられたそれではなきでしょう…
我が家の婆さん ボサボサの頭でしたので 美容室に行ってもらいました 美容室から帰ってきたばあさん 愛犬を見て 婆さん 「あら、カット行ってきたのね~いいわね~ 婆ちゃんはボサボサのままだわ~」 エッ? 今、美容室行ってきたやん 鏡を見せたら 婆さん …
『 道得三十棒 道不得三十棒 』 いいうるもさんじゅうぼう いいえざるもさんじゅうぼう 禅問答の問いに答えても警策(きょうさく)で三十回叩く 徳山宣鑑和尚の手法(徳山三十棒)とされるもので 禅の修行の厳しさをいっている ※警策とは 座禅のとき、修行者…
『 道無古今 』 みちにここんなし 人として学び、究め、まもるべきことに 新しいも、古いもない 道理は不変である 時代や地域によって 人としてあるべき姿は 当然違ったものになるでしょう しかし変わらないものもある 一例をあげれば「筋を通す」というのも…
『 海月澄無影 』 うみにつきすんでかげなし 海に浮かぶ月が 影もとどめないほど 澄みきっている 一点の曇りもない 澄み渡った心の境地 私達は本来一点の曇りもない心をもって生まれているのです しかし成長とともに うまく生きることを考えたり 巧みな世渡…
『 清風拂無塵 』 せいふうはらいてちりなし 清らかな風が吹いて 煩悩を払いのけてしまう 自然豊かなところで さわやかな風に吹かれると 心からわだかまりやこだわりが消えていきます そんな風をいつも心の中に吹かせておく 禅の修行はそのためにあるといっ…
『 仁者如寿山 』 じんしゃはじゅざんのごとし 徳のある人は 寿山のように泰然としていて 徳が絶えることがない なんでも自分優先が現代人の特徴でしょうか もちろん、自分を大切にするのは当然のことですが、その自分と同じように、人のことを慮り(おもん…
『 行亦禅坐亦禅 語黙動静体安然 』 ゆくもまたぜん すわるもまたぜん ごもくどうじょうに たいはあんぜんたり 立つも座るも禅 語るも、黙すも、動くも、動かざるも、みな禅 日常生活の一切合切が 禅の修行である 生活のどこかに禅を取り入れたいのですが 何…