2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
婆さん 『頭がなんかおかしい』 頭がどんなふうにおかしいのですか❓ 婆さん 『それがわかれば苦労はしない』 たしかに・・・ 名言 探すのではない 見つけるのだ パブロ・ピカソ フランスの画家
『 主人公 』 主人公は本来の自分のこと どんなときも 本来の自分を見失わないでいることが大事 人間関係のなかで 人に合わせたり 自分を抑えたりしていることはないでしょうか たしかに それで関係は円滑になるかもしれません しかし いつか自分が苦しくな…
『 和敬清寂 』 わけいせいじゃく おたがいが和み、敬い 清らかな心で向き合って 静かな空間を作り出している 禅ごよみ から
『 和気満高堂 』 わきこうどうにみつ 寺の本堂に和やかな空気が満ちている 初春のめでたい風景 もっとも心を安らかにさせてくれて 心の癒やしともなるのは 家庭内に満ちている「和気」でしょう 家人が食事を出してくれたら 「ありがとう」 食べ終えたら「美…
『 直心是道場 』 じきしんこれどうじょう 自分を磨く道場は 人里離れた場所にあるのではない 素直な心でいれば どこででも磨くことができる 自分を向上させるため 成長させるために 力んで特別なことをする必要はありません その時々に直面している状況を …
『 一期一会 』 いちごいちえ その人と会う機会は一生に一度きり 二度と戻らないその時間を大切にする その日に会う誰でもよいですから 一緒にいる時間 その人のことだけを思って接してみましょう どうしたらその人とともに心地よい時間をすごせるか そのた…
『 和気似春風 』 わきしゅんぷうににたり 和やかな雰囲気をたたえている人は のどかな春風にも似て 周囲の人たちを和ませる 人はその場の空気をかえます 物腰がやわらかく、気持ちが穏やかな人は そこにいるだけで場を和ませてくれます 居丈高であったり 不…
年末年始とコロナで 隔離生活をしていた婆さん ベッドで寝たきり 起き上がるのは トイレと食事だけ 隔離生活が終わって 部屋から出るときには 歩くことさえままならず 壁づたい、家具づたいに移動していました 認知症ですから 頭もボヤボヤ アカンなぁ~と思…
『 老鶴万里心 』 ろうかくばんりのこころ 鶴は老いても はるか万里の彼方まで 飛んで行こうとする心をいだいている いくつになっても 志を失ってはいけない 手習いに 年齢制限はない 年配者が何か新しいものに取り組むと「年寄りの冷水」などと揶揄されたり…
『 破雲寒月明 』 くもやぶれてかんげつあきらかなり どんな迷いにも必ず 吹っ切るきっかけが訪れる 人は迷いと無縁ではいられません 迷いながら生きている といってもいいかもしれません しかしどれほど深い迷いのなかにいても ふとしたきっかけで それが吹…
『 春日多佳気 』 しゅんじつかきおおし うららかな春の日は 心も晴れやかに すごすことができる 外歩きで春を感じる 1月でもやわらかい陽射しが降り注いで 春の気配が色濃く感じられる日があります そんな日は部屋に閉じこもっていないで、外にでかけまし…
『 山呼万歳声 』 やまはよぶばんぜいのこえ 登った山の頂に立って 山とひとつになると 山全体が「万歳」と歓呼の声をあげているのが聞こえる 全力を出し尽くした先に 心地よさ、爽やかさがある 禅では脇目もふらず 「そのこと」に集中することをひとつにな…
『 一枝梅花和雪香 』 いっしのばいかゆきにわしてかんばし 雪のなかで梅が花開き 香りをただよわせている 厳しい寒さをくぐり抜けたからこそ その美しさ かぐわしさが際立つ やっかいな仕事 面倒くさい仕事は できれば敬遠したいと思っていますか? しかし …
『 寒松千歳色 』 かんしょうせんざいのいろ 老松は千年の時を超えて 変わることなく 青々とした葉を茂らせている 時を超えて変わらないものは真理である 誰でも「真理ってなんだろう?」と考えることがあるはずです 真理というと 深遠なものというイメージ…
『 天下梅花生 』 てんかばいかをしょうず 寒い冬を耐え抜いて開いた梅の花の一輪に 春そのものが過不足なく宿っている 現代人がなくしたもののひとつが「季節感」ではないでしょうか 住まいも仕事場も冷暖房が完備されているため 季節の移ろいを体感するこ…
『 採鳳舞丹宵 』 さいほうたんしょうにまう 5色の羽毛を持つつがいの鳳凰(採鳳)が 赤く染まった空に舞っている めでたい情景 四季を通して 1番空気が澄んでいるのが冬 朝焼けの空の色の美しさも際立っています 気合を入れて 日の出前に起床し 1度朝焼け…
『 春坐天地 尽只茶一碗 』 はるてんちにざして ただちゃいちわんをつくす 春は天地自然のなかにすわり 悠然として ただひたすら 一碗の茶を飲み尽くす 新年を迎え 自然と一体となった人生の醍醐味を味わう めでたくも あわただしく過ぎていくのが年初です …
我が家の婆さんアルツハイマー型認知症 要介護3 突然泣き出して 婆さん『 アタシは何の為に生きているんやろ〜 』 突然どーしたん❓ 婆さん『 みんな死んでしまってるのに、どーしてアタシだけ、いきているんやろ~ 』 ん〜〜〜❓婆さんは、アタシにご飯を食べ…
『 白鶴宿老松 』 はっかくろうしょうにやどる 鶴も松も長寿の象徴 白い鶴が 雪のなかで青々とした葉を茂らせる老松に止まっている めでたい風景に長寿を願う 新年はその年の安寧を思う時でもあります 「この1年、家族が何ごともなく、健康で、仲良く、暮ら…
『 日々新又日新 』 ひびにあらたにして またひにあらたなり 毎日が新しい日である いつも、新たな気持ちで その日を全力ですごさなければいけない 迎える朝には 太陽も空気も風も 木々や草花 水の流れなどの自然も 新しい命を輝かせています そのなかで 人…
『 瑞気満堂春 』 ずいきまんどうのはる 瑞気はめでたい気のこと それが部屋中に満ち満ちて あたたかな春を感じさせてくれる 日本の1月は まだ寒さ一色の感じですが 晴れわたった日の朝に 窓を開け放ち 澄みきった外気を部屋に取り込みましょう すると 身体…
『 雪裏一枝春 』 せつりいっしのはる 雪の中にあっても 梅花の一枝が開き 春の気配が感じられる 寒い地方ではまだ雪が残り 爛漫の春には早いこの時期にも 早春の兆しは顔をのぞかせているものです 禅語のいう いち早く開花した梅花もそうですし 草の芽吹き…
何年か前 認知症の予防に 日記を書くように渡していたノートをみつけました 旅行のパンフレットもはさんだまま 旅行に行った思い出も 書きとめるようにと 渡したチケットやパンフレット はさんだまま 置いてました もう、あの頃から 少しずつ壊れていたんだ…
『 吾道一以貫之 』 わがみちはいちをもってこれをつらぬく 自分が歩む道は 一貫しているのがいい 他人の意見に耳を傾けることは大事です しかし それに振りまわされてはいけません 自分の人生を決めるのも 決めた人生を歩いていくのも自分なのです 余所見を…
『 壺中日月長 』 こちゅうじつげつながし 壺中にいると(悟りの境地)にいると 時間に縛られることがなく ゆったりと自由に暮らすことができる あわただしく日常生活を送っていると ただただ時間に追われているという感覚になるかもしれません しかし、そん…
婆さん「 なんでやろう❓指がビリビリしびれてるなんでやろう❓指は動くんやけどね 」 デイサービスから帰ってきて手を洗ってうがいをして 寒いからとちがう❓ 婆さん「 じゃあ湯呑を握ってたら治るかなぁ~❓ 」 婆さん、手はビリビリかもしれないけど頭はクリ…
『 吾道一以貫之 』 わがみちはいちをもってこれをつらぬく 自分が歩む道は 一貫しているのがいい 他人の意見に耳を傾けることは大事です しかし それに振り回されてはいけません 自分の人生を決めるのも 決めた人生を歩いて行くのも自分なのです よそ見をし…
『 壺中日月長 』 こちゅうじつげつながし 壺中(悟りの境地)にいると 時間にしばられることなく ゆったりと自由に暮らすことができる あわただしく日常生活を送っていると ただただ時間に追われているという感覚になるかもしれません しかし、そんな中にも…
コロナで年末から 療養生活をしていた我が家の婆さん もう、寝ていたことなどすっかり忘れてしまっています 嫌なことはもちろん 嬉しいことも 楽しいことも すぐに忘れてしまいます ただ 婆さんの中に残ってしまったのは 頭がボヤッとしてしまったこと わか…
『 古今無二路 達者共通同 』 ここんにろなし たっしゃはともにみちをおなじゅうする 何をやるかではない そのことを究めるために ひたすらつとめれば どれもが心理にそった生き方になる このところの若い世代は 腰が落ち着かないといわれます たとえば就職…