『 山呼万歳声 』
やまはよぶばんぜいのこえ
登った山の頂に立って
山とひとつになると
山全体が「万歳」と歓呼の声をあげているのが聞こえる
全力を出し尽くした先に
心地よさ、爽やかさがある
禅では脇目もふらず
「そのこと」に集中することをひとつになる、一味になる、といいます
時間の立つのも忘れて仕事に没頭する
それが仕事とひとつになっている姿です
仕上がったときにわき上がってくるのは
心地よい満足感、爽快な納得感でしょう
「万歳」の声が聞こえるというのはそういうことです
禅ごよみ から