『 洞中春色人難見 』
とうちゅうのしゅんしょくひとみがたし
洞窟の向こうに広がっている桃源郷(悟りの境地)は
そう簡単に見えるものではない
悟りの境地を見るのは心の眼かもしれません
心眼を開くには
少しでもたくさん真理に気づき
その感動を積み重ねていくことではないでしょうか
季節の移ろいを体感する感動
人の役に立つことができる感動
風のそよぎや川のせせらぎに癒やされることの感動・・・
それらの蓄積が
いつか「開眼」につながるという気がします
気づいて感動する
それが「開眼」への道
禅ごよみから