『 花枝自短長 』
かしおのずからたんちょう
さまざまな花に
同じように春がきている
しかし
その枝には短いものも
長いものもある
平等と区別が調和した世界の意
男女は平等ですが
身体の仕組みや体力などの点では差があります
お互いにその差を認めた上での平等でなければ
世の中おかしなことになる
それぞれが立場をわきまえて接するところに
調和が生まれるのです
「親しき仲にも礼儀あり」が大切です
春をみとめなければ
調和のある平等はない
禅ごよみ から