『 白雲自去来 』
はくうんおのずからきょらいす
白雲はどこからともなく
わきあがってきて
何ものにも遮られずに
左右、上下、自由に流れていく
人生には
ハードルや障害がいくつもあるものです
それに直面したとき
強引にそれを越えようとしても
うまくいくものではありません
白雲は山が立ちはだかっていれば
それにそ沿うように形をかえて
流れていきます
ハードルや障害も受け入れ
そのときの自然の流れのなかで
自分ができることを
していけばいいのです
流れに逆らわずに
自分をまっとうする
禅ごよみ から