『 岩松無心風来吟 』
がんしょうむしんかぜきたってぎんず
岩に生えた老松が風に吹かれて
無心に音を鳴らしている
老僧の枯高(ここう)の境地
寿命が延びてどんな老境を送るかが課題となっています
「枯高」は枯れたけて強いという意味
長い人生経験を積み重ねてきたことで醸し出される
これ見よがしでない自然な威厳とでもいったらいいでしょうか
「うちのおじいちゃん、いつもにこやかだけど、凛としていて、かっこいい」
孫のそんな評価が目標です
どう老いていくかを
心しておく
禅ごよみから