縁（えにし）

『　眼横鼻直　』

がんのうびちょく

眼は横にならび

鼻は縦に真っ直ぐついている

ありのままのことを

ありのままに見て

ありのままに受け取る

病気になってはじめて

健康のありがたさがわかる

健康であった過去の自分を思い

現在の自分を嘆く

いま病気であれば

ありのままのその自分を

受け容れることが

人生を紡ぐということ

　　　　　禅ごよみ　から