『 閑遊雪月花 』
せつげっかにかんゆうす
四季の移り変わりの風情には
仏性がそのままあらわれている
ゆったりと心静かに
それに身をまかせる
現代人は常にせわしなく
何かにとりくんでいます
言葉をかえれば
何かをしていないと心もとない
手持ち無沙汰と感じる
何もしない時間を持つことは大切
心が静かになります
この時期
北の方地方なら雪景色をただ眺める
南の地方なら開花した梅をただ見ている
そんな時間を
ぜひもちましょう
何もしない時間が心を静める
禅ごよみ から