『 座水月道場 修空華萬行 』
すいげつどうじょうにざし
くうげまんぎょうをしゅうす
水に映る月も
空を舞う幻の花も
実体がなく「空」である
同様に、悟りも、迷いも、修行も
また、空であって
特別なものなどない
日常の身の回りのことを
心を込めて丁寧にやる以外はない
立ち居ふるまいが「がさつ」だから
作法教室にでも通おうか
そう考える人がいるかもしれませんが
美しい立ち居振る舞いを身につけたいなら
ドアの開け締めから
箸の上げ下ろしまで
身の回りの仕草を丁寧に心を込めて行うしかないのです
教室や道場は日常のその場所です
禅ごよみ から